こんにちは、daikiです。
チャートを分析するにはインジケーター選びが重要になってきます。
そして、インジケーターには、主に二種類あり、どちらもそれぞれ活用方法が異なります。
今回は「オシレーター系のインジケーターの種類と使い方」などについて解説していきたいと思います。
オシレーター系のインジケーターとは何か?
インジケーターには、トレンド系、オシレーター系と二種類あります。
トレンド系は、今の相場がトレンドなのか?、はたまたそうでないのか?、勢いはどれくらいあるか?を判断できるインジケーターになります。
そして、オシレーター系は「売られすぎや買われすぎを判断し、反転ポイントを教えてくれるインジケーター」になります。
オシレーター系インジケーターを紹介!【種類について】
オシレーター系インジケーターは様々ありますが、有名どころでいうと、「RSI」、「ストキャスティクス」、「MACD」などでしょうか?
あまり使われることは少ないかもしれませんが、DMI、CCI、モメンタム、サイコロジカルラインなどもオシレーター系インジケーターです。
ボリンジャーバンドの概要と使い方
ボリンジャーバンドは、移動平均線と各±σのバンドの間に株価が納まる確率は統計学的に決まっているという点から、「売られすぎなのか?」、それとも「買われすぎなのか?」、を判断することができるインジケーターになります。
エントリー方法について
バイナリーオプションでのエントリー方法としては、+3σにローソク足が収まる確率は95%なので、+3σにローソク足がタッチしたら反転する可能性が高いと考えられるため、「lowでエントリー」します。反対に、−3σにローソク足がタッチしたら「highでエントリー」です。
RSIの概要と使い方
RSIは、一定期間において、上昇した日の値幅合計と下落した日の値幅合計をあわせたものの比率を表したものです。
それによって、今の相場が「売られすぎなのか?」、それとも「買われすぎなのか?」を判断することができます。
エントリー方法について
バイナリーオプションでのエントリー方法としては、RSIが70%を超えるようなら買われすぎと判断できるので、「lowでエントリー」することができます。反対に30%をきるようなら売られすぎと判断できるので、「highでエントリー」します。
ストキャスティクスの概要と使い方
ストキャスティクスは、一定期間の高値と安値を活用して、現在の価格と比較して買われ過ぎなのか?、売られ過ぎなのか?を判断することができます。
数値が100%に近ければ買われすぎ、0%に近ければ売られすぎと考えられます。
ストキャスティクスは二本の線で構成されていて、各線は%K、%Dと呼ばれています。
エントリー方法について
バイナリーオプションでのエントリー方法としては、%Kが%Dとクロスし、%Kが%Dを上に抜けたら、そこから上昇トレンドになる可能性が高いので、「lowでエントリー」できます。反対に%Kが%Dを下に抜けたら、そこから下降トレンドになる可能性が高いので、「highでエントリー」できます。
MACDの概要と使い方
MACDは、二種類の移動平均線を用いて株価が現在売られすぎなのか、買われすぎなのかを判断することができるインジケーターです。
MACDの見方について
MACDでの相場の見方として、傾きで判断することができます。
これは、他のオシレーター系インジケーターにも起きる現象なのですが、
・チャート上では上昇相場なのにMACDは右肩下がりになっている、
・チャート上では下降トレンドなのに、MACDでは右肩上がりになっている
というような、逆行している現象を「ダイバージェンス」といい、これから相場が反転するのを表しています。
エントリー方法について
そして MACDのバイナリーオプションでのエントリー方法としては、MACDが下から上にゼロラインを交差すれば、「ゴールデンクロス」といい上昇トレンドになる可能性があるので「highでエントリー」し、反対にMACDが上から下へゼロラインを抜ければ、「デッドクロス」といいこれから下降する可能性が高いので「lowでエントリー」できます。
ウィリアムズ%Rの概要と使い方
ウィリアムズ%Rは、その日の終値と過去における高値の変動幅の差が何%を占めているかによって、売られすぎ、買われすぎを判断することができる指標です。
他のオシレーター系インジケーターと違う点は、ほとんどのオシレーター系は0~100で表されますが、ウィリアムズ%Rは0~−100で表されます。
−80以上になれば買われすぎ、−20以下になれば売られすぎと判断することができます。
エントリー方法について
バイナリーオプションでのエントリー方法としては、−80以上になると買われすぎで、これから下降トレンドとなる可能性が高いので、「lowでエントリー」できます。そして、−20以下になれば売られすぎと判断し、上昇トレンドとなる可能性が高いので、「highでエントリー」できます。
オシレーター系インジケーターに関するまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「オシレーター系のインジケーターの種類や使い方、設定」について解説させていただきました。
オシレーター系インジケーターの特徴として、緩やかな動きのわからないレンジ相場のときに力を発揮します。トレンド系インジケーターはレンジ相場が苦手なので、オシレーター系インジケーターと組み合わせるといいでしょう。
基本的に、オシレーター系インジケーターだけでエントリーするのは、ダマシも多いのでとても危険です。
その点を補ってくれるのが、「トレンド系インジケーター」なのです。
トレンド系、オシレーター系を上手く使ってトレンド時、レンジ時どちらも安全なエントリーポイントを探せるようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。