こんにちは、daikiです。
バイナリーオプションをするにあたり、チャート分析は必要不可欠になります。
過去、現在、未来を表示してくれるチャートですが、チャート上に表示されるインジケーターによって判断できるポイントが違うのです。
そこで!
今回は、「トレンドチャート系のインジケーターの種類や使い方」を解説していきたいと思います。
目次
トレンドチャート系のインジケーターとは?
チャート上に表示されるインジケーターは、主に二種類に分類されます。
1つ目が「オシレーター系」と呼ばれるものになります。
オシレーター系は「買われすぎ」、「売られすぎ」を判断するインジケーターであり、主にチャートの枠外に表示されます。反転ポイントがわかることから、逆張りに用いられることが多いです。
そして、2つ目は「トレンド系」と呼ばれるインジケーターです。
トレンド系は、主にトレンドをみる指標になり、「今はトレンドなのか?、どれくらいの勢いがあるのか?」を把握することができます。場合によっては、インジケーターが抵抗線になるのでそこを目安に押し目買いや戻り売りも狙えるので、トレンド系は順張り向きといえます。
トレンド系は、トレンドには有効なインジケーターですが、レンジ相場になるとゴタゴタになりあまり力を発揮することができません。
トレンドチャート系のインジケーターの種類を紹介!
トレンド系で有名なインジケーターは、「移動平均線」、「一目均衡表」、「ボリンジャーバンド」、「パラボリック」、「ZigZag」、「CCI」などがあげられます。
移動平均線の概要と使い方
移動平均線は、一定期間の平均値を算出して、それを線で繋いだものになります。
例えば、5日の平均を繋げば「5日平均線」と呼ばれ、20の平均値を繋いだものを「20日平均線」と呼んでいます。
移動平均線は、抵抗線になることもあり、右肩上がりの上昇トレンド時に平均線が下線となり、何度もその水準を行き来していると、それはサポートラインとなります。そして、それを突き抜けるようとするならば、そこから下降トレンドに転換する可能性があります。
反対に、右肩下がりの下降トレンド時に平均線が上線となり、そこを超えずに行き来しているようであれば、それはレジスタンスラインとなります。そして、そこを突き抜ければ、転換する可能性が高くなります。
移動平均線のエントリー方法について
エントリー方法としては、移動平均線のクロスでエントリーポイントがわかります。
期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を上に越えると「ゴールデンクロス」と呼ばれ、下降のあとに出現することが多く、ゴールデンクロスのあとは転換する可能性が高いことから、「highでエントリー」することができます。
反対に期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を下に抜けると「デッドクロス」と呼ばれ、上昇のあとに出現することが多くデッドクロスのあとは下降する可能性が高いことから「lowでエントリー」することができます。
一目均衡表の概要と使い方
一目均衡表は、相場は売り手と買い手の均衡が崩れた時に動くので、「いまどちらが優勢なのか?」を一目でわかりやすくしたものになります。
一目均衡表はローソク足と以下五本の線で構成されています。
●基準線=(26日間の最高値+26日間の最安値)÷2
●転換線=(9日間の最高値+9日間の最安値)÷2
●先行スパン1=(基準線+転換線)÷2を26日間先行させたもの
●先行スパン2=(52日間の最高値+52日間の最安値)÷2を26日間先行させたもの
●遅行スパン=当日の終値を26日遅行させたもの
一目均衡表のエントリー方法について
一目均衡表のエントリー方法としては、転換線が基準線を上から下に抜けると、そこから下降する可能性があるので「lowエントリー」します。
反対に、下から上へ抜けると、そこから上昇する可能性があることから「highでエントリー」することができます。
そして、一目均衡表で特徴的なものは、先行スパン1.2によって形成される雲の存在です。
1.2の線の間を黒く塗りつぶしたもので、この雲が抵抗帯となり厚さがあればそのぶん抵抗は強いということになります。
・雲の上にローソク足が推移していれば「上昇トレンド」
・雲の下にローソク足が推移していれば「下降トレンド」
と考えられます。
レンジ相場時に雲の中で推移していた後、雲から抜ければそこからトレンドが発生する可能性が高いです。
CCIの概要と使い方
CCIは、値動きには一定で周期があるといことから動きを予想することができ、主に売られすぎや買われすぎの判断をするのに使われています。
CCIのエントリー方法について
エントリー方法としては、
・CCIが100を超えたら買われすぎと判断し、そこから下降する可能性が高いので「lowでエントリー」
・CCIが−100を超えたら売られすぎとなり、そこから上昇する可能性が高いので「highでエントリー」
といった方法になります。
一番有効的に使えるトレンドチャート系インジケーターはどれか?
有効的に使えるものとしては、「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」が誰にでも使いやすく間違いないと思います。
しかし、他のインジケーターも決して使えないということではありませんし、合う合わないもあるので一概には言えないです。
ただ、有効的に使うためのポイントとしては・・・
「トレンド系インジケーター」を使う際は、「オシレーター系インジケーター」と組み合わせて使うことで勝率が上がるでしょう。
どうしても、トレンド系インジケーターはレンジ相場になると動きが弱くなってしまったり、大きいトレンド時にはダマシも起きてしまいます。
そのため、オシレーター系インジケーターと弱点を補いながら使うと、なおのこと有効的に使えることでしょう。
トレンドチャート系のインジケーターに関するまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「トレンド系インジケーターの種類や使い方」を解説させていただきました。
トレンド系インジケーターは、単独でもある程度の相場の流れを把握することができますが、やはり組み合わせることによって力を最大限に引き出すことができます。
トレンド系インジケーターも組み合わせも様々あるので、自分で使いやすいものを見つけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。